当院では、【意識下鎮静法】による胃カメラと大腸カメラ検査のほか、大腸カプセル内視鏡を使用した検査に対応しています。
意識下鎮静法とは
意識下鎮静法とは、胃カメラや大腸カメラでの検査に際して、あらかじめ鎮静剤を使用する検査方法のことを言います。鎮静剤を使用することで、検査中はウトウトと眠ったような状態(個人差があります)になるため、カメラを挿入する際の不快感や異物感が緩和されます。
注)検査時は、自動車や自転車での来院はご遠慮ください
意識下鎮静法での胃カメラ・大腸カメラ検査では、検査終了後も鎮静剤の影響が残るため、当日は車や自転車の運転はお控えください。受診当日に検査をする場合もありますので、症状がある際は、車や自転車での来院はご遠慮くださいますよう、お願いいたします。
内視鏡担当医表
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
---|---|---|---|---|---|
午前 胃カメラ |
藤井重之 | 川西譲児 |
第1・3・5札幌医科大学 |
平山敦 | 札幌医科大学 出張医 堀田美紀 |
午後 大腸カメラ |
堀田美紀 | 平山敦 | 川西譲児 | 藤井重之 | 平山敦 |
※業務上の都合により、上記担当医師が変更する場合がありますのでご了承ください。
※当院には、『日本消化器内視鏡技師』が3名在籍しております。
当院では2022年度は895件施行しております。豊富な検査経験を積んだ医師が多数在籍しており、検査終了後の患者様からも【楽に検査を受けられた】等の声が多数上がっております。胃カメラ検査にご不安がある方は一度当院までご連絡ください。
意識下鎮静法とは鎮静剤や鎮痛剤を内視鏡検査の直前に静脈注射をして緊張をほぐし、検査による苦痛を軽減します。個人差はありますが、意識は少し残ります。苦しい、痛いなどが感じられない程度で検査が行われます。
2023年度の胃カメラ(上部内視鏡検査)における意識下鎮静法の施行実績
検査数 977件 意識下鎮静法 鎮静剤使用率 85.0%
来院のご注意
鎮静剤の影響が残るため、検査後は車の運転をすることはできません。また自転車も使用できません。
お薬手帳をお持ちの方はご持参ください。
当院では2022年度548件施行しております。豊富な検査経験を積んだ医師が多数在籍しており、検査終了後の患者様からも【楽に検査を受けられた】等の声が多数上がっております。大腸カメラ検査にご不安がある方は一度当院までご連絡ください。
前日の夜9時頃から食事をせずに、検査当日早めに来院していただきます。病院で2ℓの水の下剤を飲んでもらい、排便して大腸の中をきれいにします。きれいな状態になったら検査を開始します。
意識下鎮静法を用いることで、苦痛や圧迫された感じが少ない状態で検査を受ける事が出来ます。検査を通してがんや潰瘍、ポリープなどの有無を調べます。ポリープがあった場合は電気メスを用いて切除(ポリペクトミー)することができます。
2023年度の大腸カメラ(下部内視鏡検査)における意識下鎮静法の施行実績
検査数 449件 意識下鎮静法 鎮静剤使用率 91.0%
来院のご注意
鎮静剤の影響が残るため、検査後は車の運転をすることはできません。また自転車も使用できません。
お薬手帳をお持ちの方はご持参ください。
近年、大腸がんは男女ともに罹患率が増加しており、特に40歳以降増加傾向にあります。 従来の大腸内視鏡検査は”痛い”、”苦しい”などのイメージがあり、検査を受けることも敬遠されがちではないでしょうか。
医療法人社団 銀杏会 さっぽろ銀杏会記念病院では2014年3月より大腸カプセル内視鏡検査を施行しております。 カプセル内視鏡は、前日から下剤を服用して、カプセルを薬のように口から水と一緒に飲み込みます。 飲み込んだカプセルから外付けのレコーダーに画像が自動的に記録される検査です。 従来の辛いイメージの内視鏡検査と比べると、精神的・身体的に負担の少ない検査といえます。
大腸がん、がん化する大腸ポリープなどは、初期の段階では自覚症状はほとんどありません。 大腸がんの早期発見・治療には、大腸検査は大変大切な検査です。大腸カメラが挿入困難なケースの場合は、大腸カプセル内視鏡が保険適応になる場合もあります。是非一度ご相談ください。
放射線部門は診療放射線技師3名で、撮影及び検査を行い画像情報を提供しております。 胸部や腹部、骨などのレントゲン撮影、嚥下造影、胃・大腸などのバリウム検査などやCT装置を使用して、体の断面を撮影します。またCTデータから3D(立体)画像等を作成することもできます。 X線検査の方法など、ご不明な点がありましたら、ご気軽に、担当者にお聞き下さい。
医療法人社団 銀杏会 さっぽろ銀杏会記念病院の検査室では、3名の臨床検査技師が勤務しており、心電図、ホルター心電図、眼底写真、超音波検査(腹部、頸部、心臓)を中心に行っております。 検体検査は、血液一般(赤血球・白血球・血小板など)、尿一般(尿糖・潜血など)、尿沈渣、インフルエンザ抗原など、15分程で結果が出る検査も行っております。 患者さんの病状を把握するのにお役立てる様、努めてまいりたいと思っております。